今回は刺繍の基本のステッチ5種類について撮ってみました。
初めてのナレーションで言葉が詰まってしまったり、出てこなかったり、、、とお聞き苦しい部分も多いと思うのですが、笑って見て頂けると嬉しいです。^^
基本のステッチだけだからそんなに時間は必要ないかなと思っていたのですが、アレも言いたいコレも見せたいと編集している内に20分と長い動画になってしまいました。概要欄にタイムスケジュールも載せているので、必要な所だけピックアップして見て頂けたらと思います。
初めはステッチを幾つか撮ってみようという軽い気持ちだったのですが、技法は限りなくありますし後々自分も資料としてあったらいいなと思い、「サンプラー」形式にしてシリーズ化できたらと思い企画を練り直しました。
刺繍のサンプラーとは技術の習得や後のお手本を目的として作られたもの。その中にはスタディクロス(見本や作品というより様々な縫い方を習いながら仕上げる)というものがあります。今回のサンプラーはそちらに近いものです。初心者の方、久しぶりの方でも針と糸の使い方に手が馴れるようにたっぷり縫う図案を作ってみました。6本どり4種類のステッチは想像していたより時間がかかりますが、無心で作業に取り組める為、1枚縫い終えると達成感があり何だか上達したような気分になります。。。
こちらの図案データはPDFファイルとしてM.PASTELS刺繍材料店にて1ファイル110円にて販売しています。動画を見ながら一緒に刺繍したい方にいらしたら是非ダウンロードしてみてくださいネ。1ステッチ1〜6本どりまで刺す部分があるので、1枚仕上げると大分手が慣れてきます。またこちらの図案がなくても、直線が多いので布にペンや鉛筆で線を引いて、動画を見ながら練習されてもいいかと思います。無心でひたすら刺繍する時間、とっても楽しいですよ!
今回使用した道具について
今回使用した道具は
・刺繍針
・刺繍糸
・サンプラー(布に図案を写したもの)
・刺繍枠を机に固定するバークランプ
・ハサミ
です。
ハサミは「FISKARS」というメーカーのもので、出張中にハサミを忘れてしまい慌てて東急ハンズで買ったもの。思いのほか使いやすくて気に入っています。(検索したら高価なものばかり出て来たので驚きました。私が購入した時はそんなに高くなかったのです。。。)
このハサミは特に裁縫用でなかったと思うのですが、糸が逃げずに切れ味が良い、小さめサイズもちょうど良く糸切りバサミとして私にとっては満点です。でもリュネビル刺繍等で使用するメティエ(大きな刺繍枠)での作業時には、先が丸いハサミが勧められる時もあります。布を張ったメティエの上にハサミも乗せながら作業するので、先が尖っていると布を傷つけてしまう場合があるからです。
刺繍枠とバークランプは動画の最後の方に出てくる「フレンチノット」の時に使用しています。その他は刺繍枠で固定しなくとも出来ます。特にバックステッチやアウトラインは布をすくいながら進むと早いので、特殊な糸でなければ刺繍枠がない方がやりやすいかもしれません。フレンチノットみたいに、両手を使って刺繍する時はバークランプがあるととても便利です。もちろん机に設置できる刺繍枠があったらその方が便利だと思うのですが、少し高価かも、、と言う方にはバークランプお勧めです。
実はこのバークランプ。10年以上前に見様見真似でリュネビル刺繍を始めたことがきっかけで見つけました。当時お店で販売していなかった専用のかぎ針をお教室を開いている先生に直接連絡して譲って頂きました。それでもメティエ(刺繍枠)だけは手に入らず、どうにか丸い枠でも机に固定できないかと近所のホームセンターで探していました。
そこで店員さんに勧めて頂いたのがバークランプ。当時一生懸命考えてくださった店員さんにとても感謝しています。
動画の中で使用した刺繍糸はフランスの手芸糸メーカーDMC・500番の緑色を使用しています。動画の最後に出てきますが、同じサンプラーを他の色でも試してみました。題字だけ色を変えたり、数色使ってカラフルにしたり、色選びも楽しいですヨ。^^
そして刺繍針は使用する刺繍糸の本数によって針のサイズも変わってきます。変えないと出来ない訳ではないのですが、糸の本数が増える毎に針の太さも太くなり、布に糸が通りやすくなります。刺繍針お持ちでない方は、いろんなサイズがセットになっているものをまずはお勧めしたいです。
長くなってしまいました。最後までお読みくださりありがとうございました。
またこのサンプラー企画続けていけたらと思っています。是非お楽しみに!
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