top of page
Ramie
col&.のポケットチーフは " ラミー "
表記上は同じ"麻"でも異なる原料のリネンとラミー。
ヨーロッパを中心とした歴史を持つリネンに対しアジアに自生し日本に持ち込まれたとされるラミー。
リネンに比べ節糸が少なく平滑で、ピンとした張りがあり、絹のような優雅な光沢を有します。
またその白色度の高さは無垢なる白の魅力だと言えます。
生地は極細番手の糸で織り上げられたものを用いました。この生地に適した仕上げを最優先し、細かいピッチのまつり縫いで針を進め、繊細なハンドロールに仕上げました。
1785
Louis 16XVI
『 ハンカチの形は正方形に 』
と、言ったのはマリーアントワネットの夫であり、時のフランス国王ルイ16世により1785年これが法令として布告されました。
あまりに装飾的で形も自由になり過ぎたハンカチ (豪華な刺繍、形も卵形や長方形等) を見かねてマリーアントワネットが進言したとか。
ベストのポケットに忍ばせたり、手に持つ装身具となったハンカチーフはやがてジャケットの胸ポケットを飾るポケットチーフになります。
オーソドックスでありながら挿し方、畳み方で最も多くのバリエーションを見せる事ができる正方形、自分なりの差し方やコツを見つけるのも楽しみの一つです。
また、白で麻のポケットチーフはフォーマルスタイルでは用いるべきモノであり、その他すべてのシーン、スタイルで装う事のできる基本の一枚です。
POCKET SQUARE
白と真四角のためのデザイン
スリーピークスで胸ポケットに差した麻のチーフがどのように見えるか。
上質なポケットチーフの必須条件と言える ”手縫いのハンドロール” は繊細かつ柔らかな表情を表現しています。
また運針は非常に細かく、使い続けても乱れづらいのも特徴です。
ハンドロール同士が交わる四つ角は、きっちりとした ”額縁仕上げ” で先端まで美しさと緊張感が行き届いているかのようです。
bottom of page