今日は「アンティークチューブビーズ・ローズピンク」についてのお話です。
チューブビーズとは、別名:竹ビーズと呼ばれるもので細長い筒状のビーズです。通常の丸いガラスビーズに比べ光沢を意識したものが多く、キラキラと輝かせたい時に使ったりします。
ですが、こちらは全く違うマットなタイプ。
マーカーで塗った様な色付けは鮮烈な印象でその強さがパンキッシュな雰囲気もあり、あまり見かけない珍しいタイプの素材だと思います。
やはりここはアンティーク。
色の染まりがまだらで、ほぼ透明かな?と思うものもあったりします。
そこもアンティークならではの味としてお楽しみ頂けたらと思います。
実はこのチューブビーズ。
とっても華奢で穴が狭いのです。通常のビーズ針でも通らない為、糸をボビンに渡すリュネビル刺繍をされる方にお勧めです。
こちらも恒例の糸をそろりそろり〜と解く作業。
糸毎染まっているので後染めと思われます。
色の染まり具合を出来るだけ均一に仕上げたい場合は、同色の糸で刺繍すると綺麗に仕上がります。(詳細は制作例参照)
制作例)
こちらは “ col&couture ROSE PINK & GRAY ピアス ” 。
チューブビーズとシュニーユ(モール糸)を組合せた刺繍です。
*シュニーユも今後取扱いをと思っていたのですが、来週届くかな?の次便ではうっかり八兵衛出てしまい発注を失念しておりました。。。またその次便で入荷する予定です。
こちらは色を均一に仕上げたかったので、同色のボビン(糸)に通してから刺繍をしています。逆に色むらを出したい時は白系のボビンを使用して裏に合わせる背景(生地)等を淡色で仕上がると色の違いが出やすいですよ。是非お試し下さい。
今日は花の金曜日ですね。
一杯飲みながら整理でもしようかな。。。
それでは、また次回に。
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是非ご覧ください。
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