刺繍を始める前に知っておきたい5つのコト blog編
- col sagawa
- 2022年10月23日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年10月26日
YouTube 「刺繍を始める前に知っておきたい5つのコト」をブログでもご紹介。動画ではなく、画像を見ながら一緒にやりたい方にお勧めです。また③〜⑤のタイトルをクリックして頂くと、それぞれのショート動画に飛ぶようになっています。あれこれってどんな動きだろう?と思った時はそちらをご覧ください。
目次
① 刺繍枠の使い方
② 刺繍枠を机に固定する方法
まずはコチラ。「刺繍を始める前に知っておきたい5つのコト」
この5つのコト。刺繍を始める間に知っていたら、そんなに難しくないと感じると思います。
刺繍糸の扱いがポイントだと思うのですが
・枠を使って固定したら両手を使って刺繍ができるので絡まりづらい
・刺繍糸には向きがあって、メーカーにより異なるので指定の方を引き出せば絡まらない
・1本取り、2本取りはそのまま針に通るが、複数本の時は別の通し方がある
この点を理解していたら、刺繍を始める前に糸が絡まり「もぅ嫌だー!」という事も減ると思うのです。(私も時々やります:笑)これが出来たら後はステッチを覚えたらOKですネ。
①:刺繍枠の使い方
まず初めに使用する布と刺繍枠を用意します。
布が小さすぎると枠にはめられないので、刺繍枠よりも大きめの布を使います。刺繍枠の内枠を刺繍する布の下に置きます。

刺したい図案を中心にしたら外側の枠をはめます。この時ネジは軽く閉めます。

生地の歪みを正すため、少し布を引いたりして地の目を整えます。綺麗にはまったら、ネジを固く締めます。
*動画では刺繍枠15cmのものを使用しています。
②:刺繍枠を机に固定する方法
刺繍枠の他にあて布とバークランプ(机に固定するもの)を用意します。
机の端に刺繍枠を合わせ、バークランプが当たる部分に当て布を被せます。その上をバークランプで挟み固定していきます。

*動画で使用したバークランプはこちらです。
③:刺繍糸の抜き方
25番の刺繍糸には始まりの糸と終わりの糸があって、終わりが少し長く伸びています。

メーカー毎にその糸の場所は違っていて、コスモは上、OLYMPUSも上、DMCが下側にあります。

この長く出ている糸を引っ張って、糸を引き抜いていきます。
その逆側の部分の糸がこちら。

DMCですとこちら側の糸を誤って引っ張ると、すぐに絡まってしまいますので注意が必要です。糸がこんがらがってしまうと、やる気も半減してしまいます。。。
次使用する時の目印のため、使う時は糸を長めに残してカットすることをお勧めしてます。
OLYMPUSとコスモの糸はこちら側を引っ張っても、あまり絡まらない印象なのですが皆さんはどうですか?私は今回の動画の実験として再度エイっと引いてみたのですが、やはり大丈夫でした。何か新しい情報あったら是非教えてくださいね。動画へのコメントもお待ちしています。^^
④:刺繍糸の分け方
1本どりの場合
まず1本取り分けます。

次に右手で1本を持ち、1本と5本の間を左手の親指で軽く押さえて右手の1本をスーッと抜いていきます。

刺繍糸自体はそんなに長く切ったりしないので、1本は簡単に抜けますネ。
次h複数本に分ける時
例えば3本どりずつに分けるとしたら、1本ずつ抜かずに先ず6本どりを2つに分けます。

次に一方は小指と薬指に挟み、もう片方は親指と人差し指に挟みます。その間を左手の人差し指でサーっと割いていきます。

1本ずつ抜いた糸を3本に合わせて使用してもOKです。ただ、そうすると元々の撚りが解けてしまうのでまとまりがなく崩れやすい印象です。複数本で使用するときは先ほどのやり方がお勧めです。
⑤:刺繍糸の通し方
最後は糸の通し方です。
針穴の側面は平らになっているのでその部分を使用します。

針穴の側面を使って糸の端を二つ折りにしていきます。

糸の山折りの部分が平らになるようにグッと挟んで押さえます。

平らになったら針を引き抜きます。こんな風に糸の山が出来ますね。↓

上画像の部分を針穴に通していきます。

糸の潰れて平らになった部分を針穴に通します。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
次回のYouTubeは「チェーンステッチ」とその仲間達をやっていきたいと思います。サンプラー第2弾も用意しておりますので是非お楽しみにお待ちくださいませ。
またYouTubeでやって欲しい企画や質問、動画の感想などありましたら、是非コメント欄にてお知らせ頂けると嬉しいです。次のチェーンステッチも初級編・中級編と用意しています。チャンネル登録もどうぞよろしくお願いいたします。
col sagawa
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